GTDとは?タスク管理の5ステップを初心者向けに解説【脳が軽くなる】

40代・50代、やることめちゃくちゃ増えましたよね?

30代の頃の僕の脳みそは、たとえるならタブを47個開いたままのブラウザでした。

「あのメール返したっけ」「次のプロジェクトに向けた資料の締め切りはいつだ」「上司に何か頼まれた気がする」――どれも閉じてないから、常にファンが全力で回っている状態でした。

ちなみにその47個の中で本当に重要なタスクは、たぶん3個くらい。
残り44個は、ただ僕の人生のCPUを食ってるだけの居候だと思います。

今日はそんな頭の中がパンパンだった僕が、脳を「強制終了して再起動」できた話をしようと思っています。
有名なのでご存知の方もいるかもしれませんが、GTDっていう、タスク管理の考え方です。

目次

GTDって何? ひと言で言うと「脳を外付けHDDに引っ越す技術」

GTD(Getting Things Done)は、アメリカのデビッド・アレンが提唱したタスク管理手法です。2001年の本が世界的にヒットして、今もビジネスパーソンの定番になっています。

難しそうだけど、核心はシンプルで、

「頭の中のものを全部外に出して、信頼できる箱に預ける」

これだけです。

人間の脳は、タスクを「覚えておく」のが死ぬほど下手なので、「やらなきゃ」と思ったまま放置すると、脳は気を利かせたつもりで、夜中の2時にそれを再生してきたりします。
「ねえ、あれやってないよ」って、いちばん寝たいときに限って。

GTDではこの開きっぱなしの不安を「オープンループ」と呼んでいます。
このループがたまるほど、集中できなくなって、疲れて、なんとなく不安になってきます。

GTDの5ステップ

GTDは5つのステップで回します。

ステップ1:把握 ── 頭の中を全部ぶちまける

まず、頭にある「気になること」を全部書き出します。

仕事のタスクはもちろん、「歯医者の予約」「妻に謝る件(理由は不明)」「観たまま止まってるドラマ」、なんでもいいです。

実はここが一番重要で、とにかく少しでも気になっていることは全部出してください。
めちゃくちゃ時間がかかってもいいです。

書き出してみて初めて「こんなどうでもいいことに毎晩悩まされてたのか」と気づいたりもします。
頭の中で巨大に見えてた不安、紙に書くと案外、小指の先くらいのサイズだったりします。

ステップ2:見極め ── 「で、これ何すればいいの?」を決める

書き出したものを1個ずつ見て、こう仕分けします。

  • 次にやる具体的な行動はあるか?
    • ない → 捨てる or「資料」として保管
    • ある → 次へ
  • 2分でできるか?
    • できる → 今すぐやる
    • できない → 人に頼む or やる日を決める

ステップ3:整理 ── 場所を決めて放り込む

やることが決まったら、適切な「箱」に入れます。

  • すぐやる(Next Actions):今週やるもの
  • カレンダー(Calendar):特定の日にやるもの
  • いつかやる(Someday):忘れたくないけど急がないもの
  • 頼んだ(Waiting For):人に頼んで返事待ちのもの
  • プロジェクト:2つ以上の手順が要るもの(例:「旅行の計画」)

複雑に見えるけど、最初は「すぐやる」「カレンダー」「頼んだ」の3つだけでも十分だと思います。

ここで大事なのはなるべく「いつかやる」を作らないこと。
「いつかやる」は、ジムの年間会員権と同じで毎月引き落とされ、「行かなきゃ」という罪悪感だけがしっかり継続課金されていきますよね。

ちなみに僕はiPhoneの「Things」というアプリでこの箱を管理しています。GTDに最適化されていてデザインも良く、長年愛用しています。

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ステップ4:振り返り ── 週1回、棚卸しする

週に1回、全体を見渡す時間を作る「ウィークリーレビュー」を実施します。

終わったタスクを消し、新しい気がかりを足し、優先度を見直します。
やらないと、奥のほうで「いつかやる」が静かに腐っていくので……慣れれば30分で済みます。

ステップ5:実行 ── あとはやるだけ

システムが整ったら、リストを信じて動くだけです。
「次に何をやるか」で迷わなくなると、不思議とやる気も出てきます。

GTDを実際やってみて変わったこと

GTDを始めてからは、こう変わっていきました。

  • 夜中に脳が「あれやってない」を再生してくる事件が激減した
  • 漠然とした「やり残し感」が薄れた
  • 週末、本当に休めるようになった(これが一番でかい)

もちろん最初は面倒くさかったです。
だけど慣れると「頭が軽い」という感覚がクセになります。重いリュックを降ろして初めて、肩がバキバキだったことに気づくやつですね。

まとめ

ステップやること
把握頭の中を全部書き出す
見極め次の行動を明確にする
整理適切な箱に入れる
振り返り週1回、全体を見直す
実行リストを信じて動く

GTDは「完璧な人間になる手法」じゃないですが、普通の人間が脳をフリーズさせずに生きるための知恵だと思います。

ぜひ参考にしていただき、みなさんのモヤモヤした時間が少しでも減れば嬉しいです。

また次の記事でお会いしましょう!

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